2026.02.03
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築古(築30年・40年・50年以上)の家でも火災保険に入れる?加入できない理由と通しやすい対策まとめ

「築年数が古い家は火災保険に入れない」「入れても高すぎる」——
そんな声をよく聞きます。
確かに築古住宅は、火災・漏水・風災などのリスクが高いと見られやすく、保険会社の審査が慎重になりがちです。
ただ、結論から言うと 築30年・40年・50年以上でも“加入できるケース”は普通にあります。
ポイントは、築年数そのものよりも 建物の状態(管理状況・修繕歴) と 提出情報の精度(写真・書類)。さらに近年は、災害多発や保険料率の見直しにより、条件が変わりやすくなっています。
この記事では、築古住宅で「加入できない/高い」と言われる理由、加入を通しやすくする具体策、保険料を抑える見直し術まで、まとめて解説します。
目次
- ○ 築古の火災保険は入れる?加入条件と安くする方法
- ・築古でも火災保険に入れる?結論
- ・築古だと加入しづらい・高くなる主な理由
- ・まず確認すべき「加入審査」で見られるポイント
- ・築古でも通りやすくする対策(写真・修繕・伝え方)
- ・火災保険料を抑える6つの見直し術(築古向け)
- ・加入後に後悔しない補償の選び方(築古向け)
- ・よくある質問(FAQ)
- ・まとめ
築古の火災保険は入れる?加入条件と安くする方法
築古でも火災保険に入れる?結論
多くの場合、築古でも火災保険に加入できる可能性があります。
ただし築年数が進むほど、次のような条件が付きやすくなります。
写真提出が増える(外観4面、屋根、設備など)
・免責(自己負担)が高い/一部補償が外れる
・契約期間が短くなる(1年更新中心 など)
・状態次第で引受不可(空き家、劣化が顕著 など)
「築50年以上=絶対無理」ではなく、状態と情報次第が実態です。
築古だと加入しづらい・高くなる主な理由
1) 火災・漏電・配管トラブルのリスクが上がる
築年数が古いほど、電気配線や給排水設備の老朽化で事故が増えやすく、保険会社が慎重になります。
2) 経年劣化と事故損害の線引きが難しい
築古は「もともとの劣化」も混在しやすく、事故による損害の特定が難しい=審査が厳しくなりがちです。
3) 保険料率の改定・見直しの影響
火災保険は災害増加などを背景に参考純率の見直しが行われています。
また、保険会社側の収支状況に関する公的レポートでも、損保ビジネス全体の環境変化が示されています。
4) 旧耐震の可能性(地震保険や審査に影響しやすい)
1981年(昭和56年)前後で耐震基準が異なるため、築古では耐震面の説明や確認を求められることがあります。
まず確認すべき「加入審査」で見られるポイント
築古の加入審査で見られやすいのは、だいたい次の5点です。
1居住状況(居住中/空き家/賃貸中)
2建物の手入れ状況(雨漏り痕、腐食、シロアリ、傾き)
3屋根・外壁の状態(剥がれ、浮き、割れ、塗膜劣化)
4設備の状態(給排水、電気、ガス:更新歴)
5過去の事故歴・保険金請求歴(聞かれる場合あり)
築古でも通りやすくする対策(写真・修繕・伝え方)
対策1:写真を“先回り”で整える
提出を求められやすい写真(例)
・建物外観:4方向
・屋根:可能なら高所写真(点検時の写真でもOK)
・水回り:給湯器まわり、配管、床下点検口
・劣化が心配な箇所:雨樋・軒天・外壁クラック
ポイント:
「きれいな写真」ではなく、“状態が分かる写真”(引き・寄り・角度違い)を揃えると審査が進みやすいです。
対策2:修繕・リフォーム歴は“箇条書き”で提出できるように
・年/工事内容/業者名(分かれば)
これだけで、保険会社の不安が下がります。
対策3:「空き家」なら管理実態の証拠を用意
・定期巡回の記録、通電・通水の管理、郵便物対策など
空き家は火災や漏水の発見が遅れやすいので、説明材料が重要です。
火災保険料を抑える6つの見直し術(築古向け)
1複数社で比較(同条件でも差が出やすい)
2補償範囲の整理(不要な補償を外す/必要は残す)
3免責金額(自己負担)を調整(上げると安くなりやすい)
4支払い方法を見直す(年払・一括の方が有利なケース)
5水災補償はハザードで判断(感覚で外さない)
国交省のハザードマップ関連情報も参考になります。
6耐震・防災リフォームの確認(割引対象になる場合あり)
加入後に後悔しない補償の選び方(築古向け)
築古で「削りすぎて後悔」しやすいのはここです。
・風災・雪災(屋根・雨樋・外壁がやられやすい)
・水濡れ(給排水の事故は築古ほど起きやすい)
・個人賠償(集合住宅や賃貸運用なら特に重要)
一方で、「地域によっては削れる可能性がある」のが 水災。
ただし必ずハザードマップで確認してから判断してください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 築50年以上は本当に加入できませんか?
加入できる可能性はあります。ただし、空き家・劣化が顕著・雨漏り放置などがあると難しくなります。写真と修繕歴が鍵です。
Q2. 見積もりが高すぎる…相場はどのくらい?
建物構造(木造/RC等)、所在地、補償範囲、水災の有無、免責で大きく変わります。同条件でも会社差が出やすいので、比較が最短ルートです。
Q3. 旧耐震だと火災保険は不利?
火災保険そのものより、地震リスクや建物状態の説明が絡みやすいです。耐震補強や評点、改修歴があれば整理しておくとスムーズです。
Q4. 水災を外したらどれくらい安くなりますか?
地域リスクと商品設計によって差が大きいです。外す前に「本当に安全な地域か」をハザードで確認するのが前提です。
まとめ
築古住宅でも火災保険に加入できるケースは多くあります。
ただし築年数が古いほど、保険会社は「事故が起きやすい」「劣化との区別が難しい」と判断しやすく、写真・修繕歴・管理状況が審査のカギになります。
・加入できない/高いの主因は「築年数」よりも「状態と説明材料」
・写真は先回りして、外観4面+屋根+水回りを準備
・保険料は「比較」「補償整理」「免責調整」「支払い方法」で下げられる余地がある
・水災はハザード確認が前提(感覚で外さない)
「うちは入れる?」「今の補償、削りすぎ?」の判断は、条件を揃えた比較が一番確実です。
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