2026.01.27

ブログ

新着情報

火災保険で網戸は補償される?網戸交換・賃貸で破れた場合の条件と申請手順を解説

暑い時期に欠かせない網戸ですが、ボールが当たって破れた/台風で外れた/雹で穴が空いたなど、意外とトラブルが起きやすい設備です。


「網戸って消耗品だし、火災保険は無理では?」と思われがちですが、原因と契約内容次第で火災保険の対象になることがあります。


この記事では、


・火災保険で網戸が補償されるケース

・補償されないケース(経年劣化・免責など)

・賃貸で網戸が破れたときの動き方

・申請の流れと、通しやすくする写真の撮り方

をわかりやすくまとめます。

目次

結論:網戸は「原因次第」で火災保険の対象になり得る

網戸は一般的に建物の一部(付帯設備)として扱われることが多く、「不測かつ突発的な事故」「風災・雹災・雪災」「飛来・落下・衝突」などの補償に該当すれば、保険金が支払われる可能性が高いです。

ただし、網戸は修理費が数千円〜1万円台になりやすく、免責(自己負担)に引っかかってしまい実質ゼロになるケースも少なくありません。

だからこそ、事前に「免責」と「周辺被害の有無」を確認することのが非常に重要です。

※一災害一申請というルールからも網戸以外の被害も含め確認してから申請を進めることが大切です。

火災保険で網戸が補償される代表例

火災保険で網戸が補償される代表例

1)不測かつ突発的な事故(破損・汚損)

日常の“うっかり事故”が該当しやすい項目です(※契約に付帯が必要な場合あり)。



・子どもがボールをぶつけて破れた

・ふらついて手をつき破いた

・掃除中に掃除機・家具が当たって破れた

・引っ越し作業中にぶつけて破れた

ポイント:「いつ」「どうして」破れたか説明できることが大切です。

2)風災・雹災・雪災(自然災害)

台風・突風・雹・落雪などでの破損は、風災等の補償で対象になる可能性があります。



・台風の強風で網戸が外れて破損

・強風で飛来物が当たり破れた

・雹(ひょう)やあられが当たり穴が空いた

・屋根からの落雪で枠が歪んだ/破れた

ポイント:災害の発生日(台風通過日など)を添えると説明が通りやすいです。

3)建物外部からの落下・飛来・衝突

風が原因ではない「外部からの衝突」も対象になり得ます。



・いたずらで石を投げられた

・近隣からボールが飛んできた(風が原因ではない)

・ドローン・落下物が当たった

・車が敷地に突っ込んだ(※相手から賠償を受ける場合は重複不可)

ポイント:相手がいる事故の場合、先に相手の賠償が入ると保険は重複支払い不可になることがあります。

火災保険で網戸が補償されないケース

ここを外すと「申請したのにゼロ査定」になりやすいので要注意です。

1)経年劣化・自然消耗
網のたるみ、劣化、日焼け、ほつれなど「時間で起きるもの」は対象外になりやすいです。

2)免責金額以下で実質ゼロ
火災保険には多くの場合「免責(自己負担)」があります。
網戸は費用が小さくなりやすいため、免責に負けて保険金が出ないことがよくあります。

・免責方式(エクセス方式):損害額 − 免責=支払額
・フランチャイズ方式:一定額(例:20万円)を超えないと支払なし
例:免責3万円で修理費1万円 → 保険金0円

3)補償項目が契約に入っていない
「破損・汚損」「飛来・落下・衝突」などは、契約内容によって外されていることがあります。
まずは保険証券の補償項目を確認しましょう。

4)故意・重大な過失
意図的な破損や、著しい不注意と判断されるケースは対象外になり得ます。

5)被害から3年以上経過
火災保険の請求権は原則として3年が目安です。
気づいたら早めに連絡しましょう。

賃貸で「網戸が破れた」場合の注意点

賃貸は自己判断で修理するとトラブルになりやすいです。

まずやるべき順番

①写真を撮る(修理前)

②見積書などの申請書類の準備

③管理会社(または大家)に連絡
※状況次第で管理会社へ伝えない方が良いケースもあります

④加入している火災保険へ事故連絡(借家人賠償/個人賠償/破損汚損等の確認)

賃貸で保険が絡むポイント

・入居者の過失で破った → 借家人賠償責任や破損汚損等で対象になる可能性

・経年劣化 → 原則は貸主負担(ただし契約・特約で変わる)

・網戸だけだと免責に負けやすい → 窓枠・サッシ・ガラス等の周辺損傷も要確認

火災保険で網戸交換・修理を申請する流れ

STEP1:被害状況の記録(写真)

・網戸全体(位置が分かる引き)

・破れ部分(寄り)

・枠の歪みや外れ(あれば)

・可能なら「いつの災害か」が分かるメモも残す

STEP2:保険会社へ連絡(事故受付)
※業者に依頼する場合は、業者の判断と異なる可能性があるため、事故受付を先にすることはおすすめしません。

伝える内容はシンプルに

・発生日(または発生日の目安)

・原因(台風/雹/子どものボール など)

・被害箇所(〇階の南側窓の網戸 等)

STEP3:見積書の取得

・網張替え/網戸本体交換/枠補修など

・「一式」より、可能なら内訳がある方が通りやすい

STEP4:必要書類の提出

一般的に

・保険金請求書

・事故状況説明

・見積書

・写真
を提出します。

STEP5:調査(必要に応じて)

・金額が小さい場合は書類審査のみのこともあります。

STEP6:保険金の確定・入金

・入金後に修理を進めるか、立て替えで先に修理するかはケース次第です。

申請で損しないコツ(網戸は特にここが重要)

・網戸だけではなく、窓まわりを含む全体をチェック
(サッシの歪み・ガラス・外壁・雨戸・鍵・レールなど)

・免責を必ず確認(0円になりやすい)

・原因説明を明確に(いつ/何が/どう当たった)

・修理前の写真は必須

よくある質問(FAQ)

Q1. 網戸の張り替えでも火災保険は使える?

原因が「事故・災害」で補償項目に該当すれば可能性があります。
ただし、費用が小さいため免責以下で出ないことがよくあります。

Q2. 賃貸で網戸を破いた。自分で直していい?

先に管理会社へ連絡が無難です。勝手に直すと退去時トラブルになりがちです。

Q3. 台風の後に気づいた。発生日が曖昧でも申請できる?

可能ですが、台風の通過日など目安を示すと説明がしやすいです。
保険会社に「いつの災害扱いで受付できるか」確認しましょう。

まとめ:網戸は「原因」「免責」「周辺被害チェック」で結果が変わる

網戸は火災保険の対象になり得る一方、

・経年劣化
・免責以下
・補償項目が未加入
で「0円」になりやすい分野です。

まずは
1)破れた原因を整理
2)写真を確保
3)免責と契約内容を確認
4)網戸以外の周辺損傷も確認
この順で進めるのがおすすめです。

SHARE
シェアする
[addtoany]

一覧へ戻る

TOP

無料調査依頼とご相談はこちら