2026.01.22
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火災保険でウッドデッキは補償される?台風・雪・飛来物の修理費、対象外ケース、申請手順まで解説

台風の強風や落雪、雹(ひょう)、飛来物などでウッドデッキが破損すると、修理費が思った以上に高くなることがあります。
「これって火災保険で直せるの?」と疑問を持つ方は多いですが、結論は “条件次第で補償される可能性がある” です。
この記事では、
火災保険でウッドデッキが補償される可能性が高いケース
逆に対象外になりやすいケース
申請に必要な書類・写真の撮り方
申請の流れ(手順)と注意点
を、初めての方でも分かるように整理します。
目次
- ○ 1. そもそもウッドデッキは「建物」扱い?「家財」扱い?
- ○ 2. 火災保険で補償されやすいウッドデッキ被害の例
- ・2-1. 風災(台風・突風)で破損
- ・2-2. 雪災(落雪・積雪荷重)で破損
- ・2-3. 雹災(雹・霰)で破損
- ・2-4. 水災(床上浸水など)で損害
- ・2-5. 建物外部からの物体の落下・飛来・衝突
- ○ 3. 補償されにくい(対象外になりやすい)ケース
- ・3-1. 契約内容に該当補償がない
- ・3-2. 経年劣化・自然消耗
- ・3-3. シロアリ・害獣(ネズミ等)の被害
- ・3-4. 施工不良(設置ミス・固定不足など)
- ・3-5. 機能に支障がない“軽微なキズ”
- ○ 4. 免責金額に注意
- ○ 5. 火災保険の申請期限は原則3年
- ○ 6. ウッドデッキ被害の申請手順(5ステップ)
- ・STEP1:被害状況の確認
- ・STEP2:写真撮影(修理前に)
- ・STEP3:保険会社へ事故連絡
- ・STEP4:修理見積書の取得
- ・STEP5:書類提出 → 必要に応じて現地調査 → 保険金支払い
- ○ 7. 申請を通しやすくするコツ
- ○ まとめ|ウッドデッキは“原因次第”で火災保険の対象になる
1. そもそもウッドデッキは「建物」扱い?「家財」扱い?
ウッドデッキは一般的に、敷地内に固定されている外構設備として建物(付帯設備・工作物)側に含まれる扱いになることが多いです。
ただし保険会社・契約内容で範囲は異なるため、まずは保険証券(補償対象の欄)で以下をチェックしてください。
・補償対象:建物のみ/家財のみ/建物+家財
・付帯物(門・塀・物置・カーポート等)が含まれるか
※「家財のみ」の契約だと、建物側(外構含む)が対象外になることがあります。
2. 火災保険で補償されやすいウッドデッキ被害の例
ウッドデッキは自然災害や外部からの衝突が原因で壊れた場合、火災保険の補償対象になる可能性があります(契約に該当補償が含まれていることが前提)。
2-1. 風災(台風・突風)で破損
・台風の強風でウッドデッキの床板・手すりが破損した
・強風で飛んできた瓦や看板などが当たり破損した
👉 風災補償がある契約なら、対象になりやすい代表例です。
2-2. 雪災(落雪・積雪荷重)で破損
・屋根からの落雪で床板や手すりが折れた
・雪の重みで構造が歪み、破損につながった
👉 雪災補償があるか要確認。地域や契約プランで差があります。
2-3. 雹災(雹・霰)で破損
・雹が当たり、床板・屋根付きデッキの屋根材が破損した
・雹で穴あき・欠け・割れが出た
👉 雹災は風災・雪災とセット扱いのこともあります。
2-4. 水災(床上浸水など)で損害
・大雨・洪水で床上浸水し、デッキ材が反り・浮き・腐食した
👉 水災は「支払い条件(浸水の高さや損害割合)」がある場合が多いので、契約条件の確認が重要です。
2-5. 建物外部からの物体の落下・飛来・衝突
・車が突っ込んできて破損した
・工事現場の資材が落下して破損した
👉 相手がいる事故の場合、相手の賠償(対物賠償)が優先になることがあります(未回収なら火災保険側で検討されるケースも)。
3. 補償されにくい(対象外になりやすい)ケース
火災保険は「偶然・突発的な事故」を補償するため、経年劣化・害虫・施工不良・軽微な美観損傷は対象外になりやすいです。
3-1. 契約内容に該当補償がない
・例:風災補償を外していた → 台風被害でも対象外
まずは「風災・雹災・雪災」「水災」「破損・汚損」などの付帯有無を確認しましょう。
3-2. 経年劣化・自然消耗
・色あせ、腐食、反り、ささくれ
・長年の雨風・紫外線で弱って壊れた
👉 「古くなったから壊れた」は火災保険では厳しいことが多いです。
3-3. シロアリ・害獣(ネズミ等)の被害
火災保険でシロアリ被害は原則対象外です。
(ウッドデッキは特に被害が出やすいので防蟻・防腐メンテが重要)
3-4. 施工不良(設置ミス・固定不足など)
原因が施工側にある場合は、施工業者の保証や賠償の範囲になることが多いです。
3-5. 機能に支障がない“軽微なキズ”
・椅子の擦り傷
・ペットの引っかき
・見た目だけの小傷
👉 「通常使用で起こり得る」「機能低下がない」と判断されると対象外になりやすいです。
4. 免責金額に注意
火災保険には**免責金額(自己負担額)**が設定されていることがあります。
・免責方式(エクセス):損害額 − 免責 = 支払額
・フランチャイズ方式:一定額未満は支払なし/超えると全額支払など
例)
・修理費15万円、免責5万円 → 支払10万円
・修理費15万円、フランチャイズ20万円 → 支払0円
👉 まずは見積を取り、「免責を超えるか」を確認するのが近道です。
5. 火災保険の申請期限は原則3年
原則として、保険金請求権は被害発生から3年で時効になることが多いです。
(保険会社の約款で別規定がある場合も)
ただし、時間が経つほど「経年劣化では?」と見られやすくなるため、早めの申請が現実的に有利です。
✍【火災保険申請ガイド】火災保険の時効「3年ルール」について解説
6. ウッドデッキ被害の申請手順(5ステップ)
STEP1:被害状況の確認
高所作業や無理な点検は危険です。
まずは地上から確認できる範囲でOK。
STEP2:写真撮影(修理前に)
・全景(デッキ全体が分かる)
・中景(破損箇所が分かる)
・近景(割れ・欠け・曲がりが分かる)
・可能なら「周囲状況(飛来物・落雪痕など)」も
STEP3:保険会社へ事故連絡
伝えること:
・いつ(発生日・発見日)
・何が(ウッドデッキのどの部分)
・なぜ(台風・落雪・雹・飛来物など原因)
STEP4:修理見積書の取得
「一式」ではなく、できるだけ内訳のある見積が望ましいです。
STEP5:書類提出 → 必要に応じて現地調査 → 保険金支払い
金額が大きい場合や判断が難しい場合、鑑定人の現地確認が入ることもあります。
7. 申請を通しやすくするコツ
・「自然災害の後に気づいた」「いつ頃から」「どこが」など時系列をメモ
・虚偽申請は絶対NG(保険金詐欺に該当し得ます)
・屋根からの落雪が原因なら、屋根・雨樋など他の付帯部位も合わせて確認(申請漏れ防止)
まとめ|ウッドデッキは“原因次第”で火災保険の対象になる
ウッドデッキの破損は、
台風・落雪・雹・飛来物などの突発的被害であれば、火災保険の対象になる可能性があります。
一方で、経年劣化・シロアリ・施工不良・軽微なキズは対象外になりやすいので注意しましょう。
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