2026.01.08
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火災保険の給付金(保険金)とは?もらえる条件・請求手順・必要書類をわかりやすく解説

「火災保険の給付金って本当にもらえるの?」「申請が難しそうで不安…」
火災や台風・豪雨などの被害が起きたとき、火災保険の給付金(※正式には“保険金”)で修理費や買い替え費用を補える可能性があります。
ただし、契約内容・原因・申請の出し方によって、支払われる/支払われないが分かれます。
この記事では、初めての方でも迷わないように 給付金(保険金)の基本、対象、請求手順、必要書類、注意点を1つにまとめて解説します。
目次
- ○ 火災保険の「給付金」とは?
- ○ まず最初に確認すべき2つ
- ・1)補償内容(どの事故が対象か)
- ・2)補償対象(建物/家財)
- ○ 給付金(保険金)が“もらえる”基本条件
- ・事故原因が補償範囲に入っている
- ・申請期限を超えていない(原則3年以内)
- ・免責金額を超えている
- ○ 給付金(保険金)が“出ない”典型パターン
- ○ 【5ステップ】火災保険の給付金請求の流れ
- ・ステップ1:保険会社(または代理店)へ連絡
- ・ステップ2:被害状況を記録(写真・動画)
- ・ステップ3:修理見積書を取る
- ・ステップ4:必要書類を提出
- ・ステップ5:損害調査 → 支払額確定 → 入金
- ○ 自然災害別のポイント(ざっくり)
- ・風災・ひょう災・雪災
- ・水災
- ○ 申請をスムーズにするコツ
- ○ よくある質問
- ・Q. 火災保険の給付金(保険金)は課税されますか?
- ・Q. もらった保険金の使い道は自由ですか?
- ○ まとめ
火災保険の「給付金」とは?
火災保険の給付金(保険金)とは、火災や自然災害などで 建物や家財に損害が出たとき、契約内容に基づいて保険会社から支払われるお金のことです。
よく「給付金」と呼ばれますが、火災保険では一般的に “保険金”が正式表現です。
まず最初に確認すべき2つ
申請前にここを確認するだけで「そもそも対象外だった…」を大きく減らせます。
1)補償内容(どの事故が対象か)
火災保険は火災だけでなく、契約次第で以下も対象になります。
・火災、落雷、破裂・爆発
・風災(台風・突風・竜巻など)
・ひょう災・雪災
・水災(洪水・床上浸水・土砂災害など ※条件あり)
・盗難(空き巣など)
・水濡れ(給排水設備の事故、上階からの漏水など)
・物体の落下・飛来・衝突
・破損・汚損(不測かつ突発的な事故)
※「どこまで付いているか」は保険証券(またはWeb証券)で確認できます。
2)補償対象(建物/家財)
火災保険の対象は大きく2つです。
・建物:家そのもの+付帯設備(門・塀・物置・車庫・カーポート等は契約により扱いが異なる場合あり)
・家財:家具・家電・衣類など生活動産
契約が「建物のみ」だと家財は出ませんし、「家財のみ」だと建物の修理は出ません。
まずは 自分がどちらを付けているかを確認しましょう。
給付金(保険金)が“もらえる”基本条件
火災保険の給付金は、ざっくり言うと次の条件が重要です。
事故原因が補償範囲に入っている
例:台風で屋根が飛んだ → 風災が付いていれば対象になり得る
申請期限を超えていない(原則3年以内)
一般的に、保険金請求権には時効(原則3年)があります。
時間が経つほど原因特定が難しくなり、認定が厳しくなる傾向もあります。
免責金額を超えている
免責金額(自己負担額)が設定されていると、
損害額 − 免責金額 = 支払対象になります(契約方式により異なる場合あり)。
給付金(保険金)が“出ない”典型パターン
申請しても支払われないのは、だいたい以下が原因です。
・経年劣化(古くなった・傷んだ、だけでは対象外になりやすい)
・故意・重大な過失(わざと壊した、危険と分かって放置した等)
・契約にその補償が付いていない(例:水災を外している)
・地震・噴火・津波が原因(火災保険ではなく地震保険の範囲)
・免責未満(損害額が小さく自己負担内)
・証拠不足(写真がない、原因や日時が曖昧)
【5ステップ】火災保険の給付金請求の流れ
ここからは実務の流れです。基本はこの順でOKです。
ステップ1:保険会社(または代理店)へ連絡
伝えることの例:
・契約者名・証券番号
・いつ/どこで/何が起きたか
・どこが壊れたか(分かる範囲でOK)
ステップ2:被害状況を記録(写真・動画)
片付ける前に撮るのが鉄則です。
引きと寄り、全体とアップ、複数角度で残すと強いです。
ステップ3:修理見積書を取る
保険金額の判断材料になります。
「一式」だらけより、内訳が細かい見積のほうがスムーズになりやすいです。
ステップ4:必要書類を提出
一般的によく求められるもの:
・保険金請求書(保険会社から届く)
・事故状況説明書(保険会社から届く)
・被害写真
・修理見積書
(必要に応じて)罹災証明書、住民票、登記簿謄本、印鑑証明 など
ステップ5:損害調査 → 支払額確定 → 入金
必要に応じて鑑定人(調査員)の現地確認があります。
確定後、口座へ入金されます(目安は状況により数週間〜)。
自然災害別のポイント(ざっくり)
風災・ひょう災・雪災
・屋根、雨どい、カーポート、窓ガラスなどが対象になりやすい
・飛来物→破損→室内家財が壊れた、などは「建物+家財」両方が絡むことも
水災
・そもそも水災補償を付けているかが重要
・床上浸水など 支払条件が設定されていることが多い(契約・商品差あり)
・浸水高が分かる写真(メジャー当て)が強い
申請をスムーズにするコツ
・原因・日時をメモ(「いつ起きたか分からない」を減らす)
・修理前の写真は多めに(引き/寄り/角度違い)
・修理前に申請が基本(やむを得ず先に修理した場合も“前後写真・書類”を残す)
・自分で対象外と決めつけない(経年劣化と思っても災害起因が混ざることも)
よくある質問
Q. 火災保険の給付金(保険金)は課税されますか?
一般的に、生活用の損害補填として受け取る保険金は非課税扱いとなることが多いです。
※事業用資産の場合などは扱いが変わることがあるため、必要なら税理士へ確認をおすすめします。
Q. もらった保険金の使い道は自由ですか?
契約や特約によって考え方が異なる場合がありますが、一般論として「使途が完全に固定される」とは限りません。
ただし、修理しないと同じ箇所の再申請が難しくなるなど実務上のリスクがあるので、基本は修理を推奨です。
まとめ
火災保険の給付金(保険金)は、契約内容(補償・建物/家財)×原因×証拠×期限で決まります。
・まずは「補償内容」と「建物/家財」を確認
・写真を残して、見積を取り、3年以内に申請
・経年劣化・地震原因・免責未満など“出ない典型”も把握する
「うちの被害は対象になりそう?」と迷う場合は、保険証券の補償項目と、被害写真(可能なら)を前提に整理すると判断が早いです。
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