2025.10.29

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室内や内壁のひび割れは火災保険・地震保険の対象?原因別の補償条件と申請方法を解説

目次

【室内・内壁のひび割れ】火災保険・地震保険で補償される?原因別の対象範囲と申請の流れを徹底解説!

はじめに

「室内の壁にヒビが入っている」「地震の後から内壁が割れてきた」――
そんな時、火災保険や地震保険で修理費が補償される可能性があります。

ただし、どのような原因で発生したひび割れかによって、補償の対象かどうかが大きく変わります。

この記事では、火災保険・地震保険の両方における「室内・内壁のひび割れ」の補償条件や、実際の申請手順までを詳しく解説します。

🔸 室内や内壁のひび割れが起こる主な原因

内壁のひび割れには、以下のような原因が考えられます。

・建物の揺れや地震による構造への負荷
・地盤沈下や不同沈下
・家具移動や衝突などによる物理的損傷
・経年劣化や建物の乾燥収縮

この中で、地震や突発的な事故によるひび割れは、保険の補償対象になる可能性があります。
一方で、経年劣化や構造上の欠陥によるものは原則として補償対象外です。

🔸 火災保険で室内・内壁のひび割れが補償されるケース

火災保険は「火災」だけでなく、以下のような突発的・偶発的な損害にも対応しています。

✅ 補償対象になる例
・家具の移動や転倒でクロス(壁紙)が破れた・ひび割れた
・台風や強風の影響で室内に雨漏りし、壁にひびやシミができた
・子どもが誤って壁に穴を開けた

これらは「不測かつ突発的な事故」として、破損・汚損特約を付帯していれば火災保険の補償対象になります。

🚫 補償対象外となるケース
・経年劣化によるひび割れ
・故意による破損
・ペットによる傷や引っかき跡

ただし、経年劣化に見えても実は自然災害が原因というケースも多くあります。
自己判断せず、専門業者に現地調査を依頼することで、補償対象に認定されることも少なくありません。

🔸 地震保険で室内・内壁のひび割れが補償されるケース

地震保険は、地震・噴火・津波によって発生した損害を補償する制度です。
特に、地震の多い日本では加入しておくことで経済的負担を大幅に減らせます。

✅ 補償される条件
・火災保険に地震保険を付帯している
・地震発生後、10日以内に発生した損害である
・経年劣化ではなく、地震が直接の原因である

💡 ツーバイフォー(2×4)住宅の場合は内壁も対象
ツーバイフォー(2×4)構造の建物では、内壁も主要構造部に含まれるため、
内壁のひび割れが地震保険の補償対象となるケースが多くあります。

一般的な木造住宅では、内壁のクロス部分だけでは対象外となることが多いです。

🔸 補償を受けるための申請手順(地震保険)

①被害発見後すぐに保険会社へ連絡
 契約者番号や保険証券を手元に用意して、状況を伝えましょう。

②被害写真を撮影する
 全体写真とひび割れ部分の拡大写真をセットで撮影。日付がわかるようにしておくと安心です。

③鑑定会社による現地調査
 保険会社が提携する鑑定人が訪問し、被害の程度を調査します。

④査定・保険金支払い
 損害区分(全損・大半損・小半損・一部損)に基づき、保険金額が決定されます。

🔸 保険金が下りない・少ない時の対処法

①写真・報告書の追加提出を行う
②保険会社に再鑑定の相談
③日本損害保険協会「そんぽADRセンター」へ相談

状況に応じて上記の対応を進めることが有効です。

また、火災保険・地震保険の申請には3年の時効があります。
被害を見つけたら、できるだけ早めに申請を行いましょう。

🔸 火災保険・地震保険申請をサポートする専門業者の活用

火災保険や地震保険の申請は、書類や鑑定基準が複雑で、個人での申請では見落としが生じやすいのが現状です。

・専門の損害調査士による無料点検
・認定率を高めるための被害報告書の作成サポート
・保険金が支払われなかった場合は完全無料

被害の大小に関わらず、無料点検を受けることがで「見落としていた損傷が見つかったり」「保険会社に否認されずに済んだり」保険金を逃さずに済みます。

🔸まとめ:室内・内壁のひび割れは「原因次第」で保険が使える!

室内や内壁のひび割れは、

・台風や突発事故 → 火災保険
・地震や余震 → 地震保険
のどちらかで補償される可能性があります。

※特にツーバイフォー住宅は、内壁も構造部に含まれるため保険認定されやすい傾向です。

ただし、経年劣化や施工不良によるものは対象外のため、原因の特定が重要です。

少しでも気になるひび割れを見つけたら、まずは専門家による点検を受けましょう。

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