2025.10.20
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雷の被害は火災保険で補償される?|落雷による家電・屋根の故障と請求方法を徹底解説

目次
- ○ 雷の被害は火災保険で補償される?|落雷による家電・屋根の故障と請求方法を徹底解説
- ・🔹はじめに:雷の被害は身近なリスク
- ・⚡️雷の被害は火災保険で補償される?
- ・💡火災保険で補償される主な雷被害
- ・⚙️雷サージによる電化製品の故障も対象
- ・🏗️建物が被害を受けた場合の補償
- ・💰雷被害で支払われる保険金額の目安
- ・⚠️補償されない主なケース
- ・🏢マンションの場合の注意点
- ・🌩️まとめ:雷被害は火災保険でしっかり備えよう
雷の被害は火災保険で補償される?|落雷による家電・屋根の故障と請求方法を徹底解説
🔹はじめに:雷の被害は身近なリスク
近年、ゲリラ豪雨や台風の影響で落雷による被害が増えています。
「雷が原因でテレビやエアコンが壊れた」「屋根に穴が空いた」など、誰にでも起こり得るトラブルです。
では、こうした被害は火災保険で補償されるのでしょうか?
本記事では、雷被害の補償内容から請求方法、注意点まで徹底的に解説します。
⚡️雷の被害は火災保険で補償される?
結論から言うと、火災保険では「落雷」は基本補償に含まれています。
火災保険の補償範囲には通常、
「火災・落雷・破裂・爆発」
が含まれており、雷による火災・破損・電化製品の故障なども対象になります。
ただし、契約内容によっては「建物のみ」または「家財のみ」が対象となる場合があるため、どちらを選んでいるか確認が必要です。
💡火災保険で補償される主な雷被害
・屋根が破損した場合
落雷が直接建物に当たって屋根が損傷した場合、建物補償の対象になります。
・家電製品(テレビ・エアコンなど)が故障した場合
雷サージ(過電流)が原因で故障した場合は、建物または家財補償の対象です。
ビルトイン型エアコンなどは建物扱い、据え置き型家電は家財扱いになるケースが多いです。
・雷による火災で家具が焼失した場合
家具・寝具・衣類などは家財補償でカバーされます。
・落雷が原因で隣家へ被害が及んだ場合
隣家への損害は、個人賠償責任保険が適用されることがあります。
⚙️雷サージによる電化製品の故障も対象
「雷サージ」とは、落雷時に発生する**異常な電圧(過電流)**のこと。
これが電線や通信線を伝って家庭内に侵入し、テレビ・冷蔵庫・パソコンなどを故障させることがあります。
・補償される主な事例
近くの電柱に雷が落ちてテレビが故障
パソコンが雷の過電流で破損
屋根のアンテナ・エアコンの制御基盤が壊れた
※ただし、経年劣化や通常の故障は対象外です。
🏗️建物が被害を受けた場合の補償
落雷が建物に直接当たると、以下のような損害が発生することがあります。
・屋根や外壁の破損
・ソーラーパネルの故障
・エコキュートや給湯器の焼損
・インターホンや照明の破壊
これらはすべて建物の火災保険補償でカバーされます。
💰雷被害で支払われる保険金額の目安
火災保険では、損害額から「免責金額(自己負担額)」を引いた金額が支払われます。
免責金額は契約時に設定した内容によって異なりますが、一般的には 1~3万円程度 です。
例:修理費10万円-免責1万円=支払額9万円
⚠️補償されない主なケース
・経年劣化・摩耗による故障
・雷と関係ない自然な破損
・免責金額以下の損害
・「建物」または「家財」どちらかにしか加入していない場合
🏢マンションの場合の注意点
分譲マンションは「専有部分(自分の部屋)」と「共用部分(エレベーター・外壁)」に分かれます。
共用部分は管理組合が加入している火災保険が補償します。
落雷でエレベーターや共有アンテナが壊れた場合は、管理組合へ連絡しましょう。
🌩️まとめ:雷被害は火災保険でしっかり備えよう
雷による被害は火災保険の基本補償でカバーされています。
ただし、補償内容は「建物」「家財」の契約状況によって異なるため、今一度ご自身の契約内容を確認しておきましょう。
■ポイントまとめ
・火災保険は「落雷」も基本補償に含まれる
・雷サージによる家電故障も対象
・保険請求は3年以内に手続き
・経年劣化や通常故障は対象外
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