2022.03.13

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火災保険申請サポート業者は口コミで選ぶべき?失敗しない見極め方と注意点まとめ

はじめに「火災保険申請サポート業者 口コミ」で検索する前に


「火災保険の申請をしたいけど、自分だけでやるのは不安…」
「どこが良いのかよく分からない…」


近年、台風・豪雨・地震などの自然災害が増えたことで、火災保険の申請サポート業者も急増しています。


一方で、国民生活センターなどへの トラブル相談は10年前の20倍以上 と言われ、悪質な業者による被害も後を絶ちません。


この記事では、実際の口コミ傾向を踏まえながら、


・火災保険申請サポート業者の仕組み


・良い口コミ・悪い口コミから分かること


・ランキングサイトやネットの情報の裏側


・信頼できる業者を見極めるポイント


・トラブルに巻き込まれないためのチェックリスト


を、できるだけ分かりやすく整理してお伝えします。

目次

1. 火災保険申請サポート業者とは?まずは仕組みを理解しよう

火災保険で補償される主な内容

火災保険は「火事だけの保険」ではありません。契約内容にもよりますが、一般的には以下のような事故・災害が補償対象です。

・火災・落雷・破裂・爆発

・風災・雪災・雹災(台風・竜巻・大雪・ひょう など)

・水災(豪雨・洪水・土砂崩れ など)

・物体の落下・飛来・衝突(車の衝突・飛来物 など)

・給排水設備の事故による水濡れ

・騒擾・破壊行為・盗難

・不測かつ突発的な事故による破損・汚損

※地震・噴火・津波は「地震保険」の対象です。

実際には、屋根・外壁・雨どい・ベランダ・室内のクロス・フローリングなど、家のあちこちが申請対象になり得ます。

火災保険申請サポートとは

火災保険の申請は、生命保険や車両保険に比べると 書類・根拠の準備が難しく、手間も多い のが実情です。

そこで登場するのが「火災保険申請サポート業者」です。主な役割は、

・自宅の被害箇所の現地調査

・被害の原因が保険の補償対象かどうかの整理

・損害調査報告書・見積書・写真などの作成

・鑑定人立会い時のアドバイス

・保険会社から追加資料を求められた際のフォロー

など、申請に必要な準備と裏方作業をサポートすること です。

申請自体(保険金請求書の提出・保険会社との最終的なやりとり)は、あくまで契約者本人が行う形を取るのが「サポート」であり、ここが「申請代行」との大きな違いになります。

「申請サポート」と「申請代行」の違い(ここは要注意)

■申請サポート

・申請書類の作成サポート・書き方のレクチャー

・被害調査・見積書作成・報告書作成などを代わりに行う

・最終的な申請者は「契約者本人」

■申請代行(請求代行)

・委任状をもらい、業者が契約者の代わりに保険会社へ請求

・本人しか行えない行為を「業者が前面に出て」行う

・弁護士でない場合は、保険業法・弁護士法違反のリスク

「全部代わりにやります」「保険会社との交渉も全部任せてください」という業者には要注意です。
口コミでも、代行色が強い業者ほどトラブル報告が多い傾向 にあります。

成功報酬の割合相場について

成功報酬の割合は業者によってバラバラですが、よく見られるラインは以下のとおりです。

・だいたい受け取った保険金の平均30%台(税別〜税込)が多い

・中には50%以上+調査費用・事務手数料 を取る会社もある

・「成功報酬なし」で工事契約を必須にするパターンもある

口コミを見るときは、手数料率・別途費用の有無もあわせてチェック するのがポイントです。

成功報酬の割合が高額な業者は必ずと言ってもいいほど「安い業者は質が悪いので同じにしないで」「安くても保険金を受け取れなければ意味が無い」と言いますが、調査の質や資料の完成度は大切であることは間違いありませんが、それは成功報酬云々以前の問題であり、質や完成度を担保できた上で低価格に抑えれるかどうかが企業努力であることからも、相場とかけ離れて成功報酬が高額な業者は避けた方が賢明です。

2. 口コミでよく見る「良い評価」とは

実際の口コミや体験談で多い、ポジティブな声のパターンは次の通りです。

良い口コミ① 「思っていたより保険金が受け取れた」

・自分で数十万円くらいだと思っていたのに、
→ プロが調査すると 複数箇所の被害が見つかり、結果的に100万円以上になった

・「この程度は対象外だろう」と諦めていた小さなひび・反り・コーキング割れなども、ちゃんと風災・雪災などで認定された

▶ ポイント
一般の方は「どこまでが対象か」「どのくらいの金額になるか」をほとんど知りません。
サポート業者の調査によって 請求漏れが減り、トータルの給付額が増える ため、満足度の高い口コミにつながりやすいです。

良い口コミ② 「ほとんど何もせずに申請が終わった」

・保険会社への連絡と書類への署名・捺印くらいでOKだった

・書類作成・写真撮影・見積書・報告書はすべてお任せできて助かった

・電話での説明内容も、事前にアドバイスをもらえて安心だった

▶ ポイント
忙しい人・高齢の方などにとって、「手続きのほとんどを専門家に任せられる」のは大きなメリットです。
その分成功報酬は発生しますが、時間・ストレスをお金で買うイメージ に近い口コミが多いです。

良い口コミ③ 「自分では気づかなかった被害を見つけてくれた」

・過去に自分で申請済みだったが、プロに見てもらうと また別の被害が見つかった

・屋根・外壁・ベランダ・玄関タイル・雨どい…など、見えない箇所を細かくチェックしてくれた

・将来的に大きな不具合につながりそうな部分も先に修繕できた

▶ ポイント
サポート業者が「家全体を俯瞰して調査」することで、将来の大きな出費を防げる ケースがあります。
こうした体験は、口コミで高評価として書かれやすいポイントです。

3. 口コミで多い「悪い評価」とトラブル事例

一方で、火災保険申請サポート業界には 悪質な業者も存在 します。口コミでよく見かけるトラブルは次のようなものです。

悪い口コミ① 「知らないうちに壊されていた」

・屋根に登ったあと、いつの間にか瓦が割れていた

・「これくらい壊さないと保険はおりませんよ」と半ば強要された

・後から別業者に見てもらったら、「人為的な破壊跡」と指摘された

▶ ポイント
故意に壊して申請すると「保険金詐欺」に該当する可能性があり、
加入者自身もペナルティを受けるリスクがあります。

屋根にやたら登りたがる業者・破壊をほのめかす業者は即NG です。
可能なら、ドローン・高所カメラなど「非接触」の調査方法を提案してくれる業者を選びましょう。

悪い口コミ② 「法外な手数料・解約金を請求された」

・事前説明のない高額な調査費・事務手数料を後から請求された

・成功報酬が50%以上だったうえに、解約金も請求された

・契約書のコピーをもらえず、細かい条件を確認できなかった

▶ ポイント
手数料・違約金・追加費用は、契約前に書面で必ず確認 しましょう。

・成功報酬の%

・成功報酬の対象(振り込まれた保険金の「総額」か「工事分のみ」か)

・調査費・交通費・事務手数料の有無

・キャンセル時の条件・解約金の有無

これらがあいまいな業者は要注意です。

悪い口コミ③ 「工事のキャンセルができなかった」

・まだ保険金が確定していない段階で、工事契約を迫られた

・保険金が思ったより少なかったのに、高額な工事だけはキャンセルできなかった

・「工事をしないと違約金」という条項を後から知った

▶ ポイント
基本的に 工事契約は保険金確定後 に行うのが安全です。

「保険金がいくら出るか分からないのに工事契約を急がせる」
→ それだけで危険シグナルと考えて良いレベルです。

4. ランキングサイトや口コミ情報の落とし穴

「火災保険申請サポート ランキング」「おすすめ業者」などの検索結果には、たくさんのランキングサイトが出てきます。しかし、その多くには次のような注意点があります。

報酬目的の広告が多い

・上位に表示されている業者ほど、広告費や紹介料を多く払っているだけ のケースがある

・「当サイトから申し込みで○万円キャッシュバック」といった表現が目立つ場合も要注意

必ずしも「ランキング上位=実力・評判が良い」とは限りません。

根拠があいまいなランキングが多い

・「顧客満足度99%」「平均受給額○○万円」などの数字に根拠が書かれていない

・調査方法・サンプル数・期間が明示されていない

・同じ業者が、どのサイトでも不自然に1位になっている

ランキングを見るときは、評価の根拠がどこまで開示されているか を確認しましょう。

5. 信頼できる火災保険申請サポート業者の見極め方

口コミを参考にしつつ、最終的には次のような「客観的な情報」もセットで確認することが非常に大切です。

① 会社の基本情報(設立・所在地)

・設立年月・代表者名・事業内容が明記されているか

・住所を Google マップで調べたときに バーチャルオフィスやレンタルスペースではないか

・拠点や支店が多すぎるのに実態が見えない…という場合も要注意

② 実績・事例の中身

・「実績○○件」だけでなく、
どのような被害・どれくらいの保険金が認定されたか
写真付きで事例が紹介されているか

・実名の声・インタビューなど、具体的な内容があるか

③ 手数料・費用の透明性

・ホームページに 成功報酬の%が明示 されているか

・調査費・交通費・事務手数料など「別料金」があるかどうか

・「無料」と書いてある部分と、「有料」になる部分の線引きがはっきりしているか

④ 契約書・説明の丁寧さ

・契約前に契約書を見せてくれるか

・不明点を質問したときに、嫌な顔をせず丁寧に答えてくれるか

お客様控えをきちんと渡してくれるか

⑤ SNSなどの存在

・SNSが存在するかどうか

・更新されているかどうか

・会社の雰囲気が読み取れるかどうか

昨今は企業がホームページだけではなく、SNSを運用することも多く、SNSは会社の雰囲気なども掴みやすく判断材料としては有効です。

6. 失敗しないためのチェックリスト

火災保険申請サポート業者を検討する際は、最低限次のポイントだけは確認しておきましょう。

【申し込み前に聞くべきこと】

・成功報酬は何%ですか?

・成功報酬以外にかかる費用はありますか?(調査費・事務手数料・交通費など)

・保険金が0円だった場合は、本当に費用は0円ですか?

・キャンセル料・解約金はありますか?条件は?

・工事は必須ですか?保険金だけ受け取ることは可能ですか?

【自分で確認すべきこと】

・ホームページに所在地・会社概要・代表者名は明記されているか

・バーチャルオフィス・空きテナントではないか(Googleマップで確認)

・SNSはあるのか、口コミや評判に、極端な内容・不自然な高評価が多すぎないか

【工事まで依頼する場合】

・工事契約のタイミングは「保険金確定後」で問題ないか

・見積もりの内訳は分かりやすいか(材料費・人件費など)

・工事後の保証・アフターサービスはあるか

7. まとめ:口コミは「材料のひとつ」として冷静に使う

「火災保険申請サポート業者 口コミ」で検索すると、
良い口コミも悪い口コミもたくさん出てきます。

ポイントは「口コミだけで決めないこと」です。

・良い口コミ
→ 手続きが楽になった/思ったより多く保険金が出た/自分では気づかなかった被害を発見してくれた


・悪い口コミ
→ 故意に壊された/説明のない高額な手数料・解約金/工事キャンセルができない など

口コミはあくまで「他人の体験談」です。

そこに、
・会社の基本情報(設立・所在地・代表者)

・手数料や契約条件の透明性

・実績・事例の中身

・SNSなどでの活動

といった 客観的な情報 を組み合わせて、冷静に判断することが大切です。

「自分で全部やるのは不安。でも、変な業者に捕まりたくない…」

そんな場合は、いきなり1社に決めて契約するのではなく、複数社から話を聞き、条件と相性を比較する ことをおすすめします。


・どこまでサポートしてくれるのか

・手数料はいくらか

担当者と話してみて、信頼できそうか


これらを総合して、「ここなら任せてもいい」と思える業者を選びましょう。
火災保険は、正しく使えば家計を大きく助けてくれる制度です。
口コミに振り回されすぎず、賢く・安全に活用していきましょう。

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