2021.08.25
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【保険金が支払われないときの対処法】
目次
- ○ 保険会社の説明に対して不服の場合の対応手順
- ・(1)保険会社の判断で否認された場合や減額された場合
- ・(2)鑑定人の判断で否認された場合や減額された場合
- ・(3)そんぽADRセンターに連絡する
- ・(4)弁護士に代理人として保険会社との交渉を依頼する。
- ・~まとめ~
保険会社の説明に対して不服の場合の対応手順
火災保険申請を保険会社に否認された時・・・
当社の方にも「保険会社がそう言うなら仕方ない」と受け取れるはずの保険金を諦めかけている方からお問い合わせをいただくことがあります。
まずは、保険会社にどういった理由から否認という判断が下されたのか、認定金額の明細を送ってもらい、しっかりと説明を求めよう。
そして、説明を受けてご自身が納得できるのかどうか、その説明が正しいかどうかを判断しましょう。
(1)保険会社の判断で否認された場合や減額された場合
保険会社に対して鑑定人を手配してもらうよう話しをしましょう。
・鑑定人を手配するメリット
保険会社が鑑定人を手配せずに否認または減額の認定を出した場合は、保険会社は提出書類だけでは判断が難しい場合もありますので、鑑定人を手配することにより現地を調査してもらうことが可能になります。
直接、現地調査をしてもらうことにより当初の判定が覆ることがあります。
(2)鑑定人の判断で否認された場合や減額された場合
セカンド・オピニオンとして別の鑑定人による再調査を依頼しましょう。
再調査をした結果、納得できる保険金が支払われたというケースも多いので、調査結果に納得できないのであれば、きちんと再調査を依頼することをオススメします。
(3)そんぽADRセンターに連絡する
保険会社とのトラブルが解決しない場合の苦情の受付や保険会社との間の紛争解決の支援(和解案の提示等)を行ってくれます。
(4)弁護士に代理人として保険会社との交渉を依頼する。
着手金や成功報酬などが発生することと、弁護士に依頼したからといっても納得のいく認定を得れるとは限りませんので、状況によって依頼することも検討できます。
~まとめ~
被災箇所が目に見えない場所であることもあり、クルマの交通事故のように直後に請求することが難しいことから、さらに保険会社も人間が判定するため、同じ被害でも認定内容が異なることがあるのも事実ですので、保険会社の認定内容に納得できない場合は鑑定人を手配してもらうようにしましょう。
当社は鑑定人の対応まで立ち会いはもちろん、ADRや弁護士の手配などのサポートまで、お客様にご納得いただけるようお手伝いさせていただいております。
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