2021.09.29

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【雨漏りした場合の保険活用について】

目次

「雨漏りは火災保険で補償されるかどうか」

答えとしては、
『雨漏りの原因次第で火災保険の補償対象になります』

雨漏りは非常に厄介な存在であり、室内にまで侵入した場合は、すでに木造部分の腐食が始まっていたり、その腐食した木造部分からシロアリが発生したり、カビの発生リスクも高まるため、カビが原因となるアレルギー疾患や感染症のリスクも高まります。

何よりも雨漏りは莫大な費用と大掛かりな修理が必要になります。

雨漏りの主な原因

・屋根の損傷から浸入する
・ベランダの防水塗膜のひび割れ部分から侵入する
・サッシ枠と外壁防水シートの隙間から侵入する

どちらの原因も経年劣化の可能性も十分にあるため、火災保険の補償対象になるかどうかは調査が必要です。

雨漏りの調査方法

・目視調査

雨漏りしている箇所から雨水が浸入した形跡を目でチェックします。

・散水調査

雨漏りの原因である可能性が高い箇所に実際に水をかけてみて、雨漏りがするかどうかをチェックする方法です。

・発光液調査

専用の検査液に発光塗料を混ぜて、雨漏りの原因である可能性が高い箇所に流し込み、紫外線を当てることで侵入した経路が発光し、どこから雨漏りが起こっているのかが特定できます。発光液調査は、複数の箇所で雨漏りが起こっている可能性が高い場合に利用される方法です。

・赤外線サーモグラフィー調査

屋根以外の原因で起こっている雨漏りに対して有効なのが赤外線サーモグラフィー調査です。高感度赤外線カメラで撮影して検査するのですが、建物内部に雨水が浸入していることはわかっているのに、断熱材が水を吸い込んでしまっていることが推測される場合、この調査を行えば温度変化によりすぐに判断が可能です。

結果:火災保険で補償を受けることができるの?

自然災害が原因による損傷による雨漏りであるかどうか、経年劣化による雨漏りの場合は火災保険の補償適用外になります。

しっかりとした原因追及により経年劣化ではないということを保険会社に提示できるかどうかが重要になります。

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